

今回は、家づくりの「数字」の話です。
性能の数字は、オーパススタイルでも大事にしています。実績もあります。
その上で、数字だけを追いかけるのではなく、家全体のバランスを見ながら考えています。
私たちの家づくりには、数字だけでは表せないものも山ほどあるんです。
光、風、素材、佇まい。奥行きや居心地。設計の必然性。
でも、初めて家を建てる人が、そこまで見て判断するのはかなり難しい。だから、分かりやすい数字に頼りたくなる。
UA値、C値、耐震等級、保証年数、収納量。
数字なら理解しやすいし、比較もしやすい。間違いがなさそうにも見えるからです。

最近は、「C値が0.5を切っていないと高性能とは言わない」という見方もあるようです。
でも私たちは、C値だけを追いかけて家をつくっているわけではありません。換気を何にするかでも、室内環境は変わってくる。その関係まで見た上で、数字を捉えています。
UA値も、熱の逃げやすさを見る目安としてはすごくいい。でも、夏の日射や湿度、空気の淀み、窓まわりの心地良さまでは分かりません。
数字は嘘をついていない。ただ、数字が語っていないことが圧倒的に多いんです。だから、数字だけを物差しにしないでほしい。数字のためだけに家を建てたら良くないよ、ということです。
そしてもう一つ大事なのが、その数字や言葉を「確認してみる」こと。
工務店のホームページには、
「高性能」
「耐震等級3」
「自由設計」
いろんな言葉が並んでいます。それを見て、「基準をクリアしているから大丈夫」で終わらせない。
一つずつ確認してみる。
「高性能って、何をもって高性能なんですか?」
「本当に全棟ですか?」
「一棟ごとに計算していますか?」
「全棟で測定していますか?」
「現場で確認していますか?」
「誰が担当しても再現される仕組みですか?」
表に出ている“名詞”だけでなく、実際に何をしているのかという“動詞”まで確認していく。ただし、これは粗探しではありません。その会社の長所を否定するためでもない。その長所に、ちゃんと根っこが生えているかを見るんです。
芯がある会社なら、なぜそれを大事にしているのか。なぜそのやり方になったのか。そこに至る理由や背景が、めくってもめくっても出てくるはずです。
もちろん私たちオーパススタイルにも、遠慮なく聞いてください。見学会を見に来ていただければ、僕らが何を大事にしているのか、いくらでもお話しできます。
数字だけを見て「だいたい分かった」で終わらず、その数字は何のためなのか、どうやって実現しているのかまで確かめてみてください。
Voicyでも話しています。数字の見方や、工務店のどこを確認すればよいのか。気になる方は、ぜひ音声でも聞いてみてください。

2006年入社から家づくり一筋。資産活用の視点と注文住宅営業で300件以上の経験を活かし、不安や迷いに寄り添う“家づくりのパートナー”。性能や素材を総合的に考え、「どんな暮らしをしたいか」を一緒に描き、最適な提案を行う。VoicyやYouTubeでも発信中。