失敗したくない人必読です!!!笑
こんにちは。伊藤です。
家づくり初歩で私が最も本質的で、多くの人が見落としていると考えるのが 「アップデート」という行為です。
アップデートとは、単に知識を増やすことでも流行を追うことでもありません。
・・・そう思っている人が多いですけど・・・
それは『今の自分が正しい』という前提をいったん手放し、
本質に沿って判断軸をいろいろと組み替えていくことを指します。
家は人生で最も大きな買い物であり、その影響は数十年・・・死ぬまで及びます。
なのに、人は驚くほど「昔の基準」と「思い込み」と「お金」で判断しようとする。
これこそが、みなさんが本来もっとも恐れているはずの
『住んでからの後悔』の最大の原因なんです。
人は誰でも、自分の正しさを否定することに強い抵抗を持ちます。
ただ、時代も技術も気候も暮らし方も変わり続ける以上、
過去の基準や知識はそのまま未来に通用しません。
だからこそ家づくりでは、『意識・価値観・判断軸』を
最新の状態に整える必要があると私は考えています。
アップデートは「全部捨てろ!」という意味ではありません。
むしろ逆。
本当に必要なものだけを残すため選別作業に近いはず。
弊社の完成見学会などの体験を経て、 自分たちの今の価値観がいかに曖昧かに気づけたら・・・
その場所で光・風・温熱・素材を身体で感じ、 オーパスの設計思想や性能の理由を理解する。
こうした体験を幾度となく得ると、人は自然と価値観をアップデートし、
なんとなくでも、ああ、これが正しい基準か・・・とだんだん腑に落ち始めるんです。
家づくりは頭より身体が先に反応する領域です。
図面だけを眺めていても、わからない・・・わかるはずがない。プロでもわからないので。
光の角度、風の抜け方、温熱の質、素材の香り
このような感覚は、人の価値観そのものを書き換える力を持っています。
そしてそれこそが、アップデートの入口になります。
なぜこの窓はそこにあるのか。なぜその天井の高さなのか。なぜその動線なのか。
ひとつひとつに「理由」がある設計を目の前にすると、
自然と「任せたほうが良い」という結論に至ります。
最終的に、家づくりにおける「アップデート」とは、
「より広い視野で、より深い本質で、
より長い時間軸で考える力を取り戻すこと」と考えます。
慣れ親しんだ基準を手放すのは勇気がいる。
でもそれをやった人から順に、未来の暮らしの質が劇的に変わっていくはずなんです。
いわば家は人生の『OS』。
古い『OS』では、豊かな暮らしというアプリは起動しません。
『アップデート』こそが、後悔のない家づくりの唯一の起動スイッチと考えております。
ではまた!!!





















