こんにちは。
オーパススタイルの寺内です。
今回は建築探訪シリーズになりますが、空間の豊かさとは?
と考えてしまう京都の俵屋旅館のライブラリースペースをご紹介します。
日本一の旅館ともいうわれる俵屋旅館の二階にあるライブラリースペースは
絶妙な寸法感と窓から見える景色も合わさって、とても居心地の良い空間だと感じます。
なぜこの心地良さがあるのかと考えると、空間構成が見せたい方向に自然に目線が誘導され、
緩やかなつながりを感じつつ、窓のサイズと壁の比率で包まれる安心感と抜けを見事に表現されている空間だと気づきます。
また天井の高さや床の段差があることで、空間ごとの緩やかな仕切りになっており、小さな居場所の集まりによって広さを感じることができる空間があると知れた建築の一つです。
住宅としての空間の豊かさも、そこで過ごす人の物語りがあり、無意識に目線や動作を自然に誘導され、居場所がつながり合う空間があると豊かさが生まれるのではないかと感じます。
そんな空間の豊かさを感じてもらえる住宅を提案していきたいと、日々精進しています。
こんにちは♪、オーパススタイル島田です。
皆さん、畳はお好きですか?
近年新築の家に畳を使用することが少なくなっています。畳のある家に住んだことがない方もみえるかもしれません。
畳は日本古来の床材で、現存する最古の畳は、奈良東大寺正倉院にある「御床畳」(ごしょうのたたみ)という物。聖武天皇がベットとして使われた物だそうです!。
平安時代には貴族の屋敷で板の間の上に畳を置いて座具や寝具として使用。
鎌倉時代になると、部屋全体に畳が敷かれる様になり、現在のような形で使われるようになりました。
今では、部屋の広さを表す単位として『帖(畳)』が使われていて面白いですよね。
畳には、
●フローリングに比べて柔らかく、衝撃吸収性に優れている。
●直に座っても、おしりや足が痛くなりにくい。
●物を落としても、音が響かず、傷つきにくい。
●防音効果、断熱効果がある。
等の特徴があります。
古来から畳の特性を活かし、形を変え住まいに取り入れてきたのが分かりますね。
今日は、畳リビングをご提案したいと思います。
フローリング一択だったリビングに、畳と造作ソファーがおすすめです。
家では靴を脱いで過ごす私たちの暮らしの中では、床に座りたくなる場面も多くあるのではないでしょうか?。
私はよく、ソファーを背もたれにして床に座って作業をしたり、来客が多い時は、椅子が足りないので、座布団やクッションを用意します。
たたみリビングなら、みんなで床に座ってリラックスしたり、お子さんとお昼寝したり、気楽に床に座る事が出来ますよ。
日本の家だからこそ生まれた材を使ったリビングはいかがですか?
こんにちは(^^)
オーパススタイルの山本です。
今回は、天井の羽目板についてご紹介させていただきます。
羽目板と言っても、樹種によってかなり表情が違います。
まずはヒノキの小幅板です。
節が無く、繊細な表情になります。
和モダンなデザインに仕上げたい時におすすめです。
オーパススタイルの事務所にも、ヒノキの小幅板を使った打合せ室があるので、興味のある方は事務所にお越しの際ぜひご覧ください。
次はアガチスの羽目板です。
アガチスとはナンヨウスギ科の針葉樹で、日本では「ナンヨウスギ」「ナンヨウカツラ」などと呼ばれています。
こちらも節がなく、やさしい表情だなと思います。
他にも、シナ合板やラワン合板を天井に貼ることがあります。
上記の羽目板より比較的安価に木の表情を取り込むことができます。
そこに着色をすればもっとバリエーションが増えます。
お部屋のワンポイントに羽目板という選択肢もあるので参考にして頂けたらなと思います。
こんにちは!
オーパススタイル藤田です。
特定都市河川浸水被害対策法というものがあり、愛知県では
新川流域及び境川流域に設定されています。
法整備の目的は、都市化に伴い田畑が減り、雨水が地面に浸透することが減ったため
河川に流れ込む雨水が増え、河川が氾濫しやすくなっている状況を改善することです。
具体的には、500㎡以上の田畑等を宅地にする場合に雨水貯留浸透施設を設ける義務が生じます。
500㎡以上なので、住宅建築における敷地としては係ることが余りないのですが、5区画程度以上の
開発が伴う場合は必要になります。
雨水貯留浸透施設って何?と思いますよね
通常は敷地内に降る雨は側溝等にそのまま排水されますが、側溝に排水する前に敷地内で一時的に貯める施設が
雨水貯留浸透施設になります。
住宅の場合は駐車場下にそのような施設を設けることになります。
目的は雨水を敷地内にとどめることなので、ある程度敷地自体が広い場合は
雨水をためる場所を意図的に作ります。
新しくできたコンビニなどで不自然に緑地帯を取ってあるのを見たことありませんか?
駐車場をもっと増やせそうなのに、緑地帯を広くとってある場合は雨水貯留浸透施設である可能性が高いと思います。
もし興味があれば観察してみてください。
こんにちは
オーパススタイルの上野です
中庭のある平屋50坪のお家にて空調工事を行いました
今回は
エアコンルームを設けて
壁掛けエアコンを使い
冷暖気をダクトファン使用して各部屋に搬送するシステムです
小屋裏のダクト量が多くスゴイ事になっています
冷暖気が全体に送れ
エアコントロールが出来るので完成が楽しみです
進捗お伝えします