こんにちは
渡邉です。
雨が降ったり止んだりが続きますね。
これが過ぎると次はいよいよ本格的な夏がまた来ますね☆
さて今日は、打ち合わせの時に必ずお伺いする鬼門について少しお伝えします。
そもそも鬼門って何??って方も多くいるかと思います。 設計をする上で、「鬼門」という言葉を聞いた方も聞いた事がない方もいるかと思います。
昔から「鬼門」とよばれ忌み嫌われている方角があります。
それが「北東方向」と「南西方向」です。 この方角に置いてはいけないと言われているものがありまして、
それが「水廻り」と「玄関」です。
なんで「水廻り」と「玄関」を置いていけないのか?
諸説ありますが、僕が1番しっくり来る理由をお話ししますね。
先ずは「北東」についての鬼門ですが、
ここには所謂、お風呂を配置してはいけないと言われていました。
少し思い描いて欲しいのですが、今の住宅事情ではなく、断熱という考えも無いずーっと昔の時代です。
北東というのは1番日が当たる時間が短く寒くなりやすい場所です。
ここに裸になる必要のあるお風呂を配置すると 「ヒートショック」で心臓を止めてしまう事が多かった様です。
そうすると、昔の人は何だかよくわからないがこの方角にお風呂のある家は不幸な事が起こると言い伝える様になり、
それが時代と共に「お風呂」から「水廻り」に変化したと言われています。
まぁ今でも「ヒートショック」は交通事故よりも人の命を奪いますからね。
昔はもっとあったんだと思います。
次に「南西」の鬼門ですがここには「炊事場」を置いてはいけないと言われていた様です。
先ほどの話と逆で1番長く日が当たるのが南西です。
冷蔵技術の乏しい時代、ここに食材を置いておく事で、
知らないうちに食材が傷みそれを調理して出す事で家族に不幸や食当たりに合う事が多かった様です。
これも長い時間とともに「炊事場」から「水廻り」と一括りにされてしまったという事ですね。
更にこの忌み嫌われている方角に「玄関」を配置すると 悪い気が家の中に入ってきてしまうという考えから、
「玄関」も鬼門に配置してはいけないと言われる様になったみたいです。
諸説ありますが、これが1番理由として納得できますので皆さんにこの話を「鬼門」としてお伝えしています。
現在では断熱技術も冷蔵技術も優れていますので、「鬼門」にあるからと言って実害は無いかと思いますが、
自分たちは気にしなくても親御さんや祖父母、親戚など様々な意見があるかと思いますので、
一度「鬼門」について聞いてみると良いかもしれません。
プランも煮詰まってきたタイミングで「鬼門」でプランの再構築となるとまた大変ですからね。
打合せ時にお伺いしておりますので、どのように考えているか またどのように考えていくか?を打合せしていきましょう。