
今回のVoicyは、オーパススタイルの設計士を交えて「設計」について語りました。
性能の話、断熱の話、コストの話—— 家づくりの情報はいろいろ増えてきましたが、”設計”にフォーカスした話はまだまだ少ない。
間取りや動線はイメージしやすいから、家づくりを始めたばかりの方も自分なりに考えやすい。でも空間の質感とか、抜け感とか、奥行きとか—— そこになると、とたんにわかりにくくなるのが設計。今回は、その”わかりにくい”設計についてわかりやすくお伝えします。
突然ですが、「住宅街を歩いた時、南向きの家が軒並みカーテンが閉まってた」そんなことありませんか?南向きの土地を一生懸命探して、やっと手に入れて、日当たりのいい家。なのに——カーテンが閉まっている。これ、なぜだと思いますか?
答えは“プライバシー”です。
南向きで道に面していると、外からの視線が気になる。日は入るけど、開けていると丸見えになってしまう。だから結局、カーテンを閉めることになる。
実はこれは、設計の段階でプライバシーを考えておくと、防げることなんです。 道からの視線を遮りつつ、自然光はしっかり入れる。そういう設計の工夫が、”住んでからの心地よさ”に大きく関わってきます。土地を選ぶとき「南向きかどうか」だけで判断していると、こういうことが起きやすい。方角と設計はセットで考えることが、快適な暮らしへの近道になります。

「家を建てるなら、何にこだわりたいか?」設計士に聞いたときの答えが、「居心地の良さ。そこに居たくなる空間の数と質」とのこと。住まいによっては、特別なことは何もないのに、なぜか離れたくない。そういう空間が、確かに存在します。
一方で、多くの人は「広い=居心地が良い」と感じやすいもの。でも経験を積むうちに、広さよりも、天井の高さ、窓のサイズ、光の入り方、視線の抜け方。そういった要素の組み合わせが、居心地に直結することが、設計を通じてわかってきました。
たとえば天井高。一般的には2400mmが多いですが、1800mmでも設計次第では「居心地が良い空間」になります。空間もその暮らしに合ったサイズと質があるんです。
まだまだ、奥が深い設計士という仕事について。「オーパススタイルの中では一番、時間をかけて、勉強して、プランを考えている。」
性能は数値で伝わりやすい。でも設計の良さは、住んでみて初めてわかることが多い。「この窓の高さのおかげで、朝の光がこう差し込んでくる」—— そういう心地よさは、カタログには載りにくいんですよね。だからこそ、希望の間取りだけではなく、設計士の話に少し耳を傾けてみる。それが、家づくりの満足度を変えるきっかけになるかもしれません。

設計の話って難しそうに聞こえるかもしれませんが、突き詰めると「そこに居たくなる場所をつくる」このひと言に尽きるのかもしれません。
一生に一度の家づくり、動線や間取りだけではなく、居心地よく暮らす家づくりを設計士と一緒につくることをおすすめします。

2006年入社から家づくり一筋。資産活用の視点と注文住宅営業で300件以上の経験を活かし、不安や迷いに寄り添う“家づくりのパートナー”。性能や素材を総合的に考え、「どんな暮らしをしたいか」を一緒に描き、最適な提案を行う。VoicyやYouTubeでも発信中。