抜け感と木の温もりを感じる家

今回ご紹介するのは、「抜け感と木の温もりを感じる家」です。

敷地面積は55.97坪、延べ床は29.56坪。住宅街の北側道路に面しているため、プライバシーや光の取り入れ方にもしっかり配慮しました。

外観は、白の塗り壁が目をひきます。玄関の軒を深めに出し、木を取り入れることで、やさしいアクセントになっています。

玄関です。玄関に入るとニッチや照明があり、可愛らしい空間に。玄関収納は、壁一面備え付けているため、家族みんなの靴を余裕を持ってしまえます。玄関を上がった先には、コートやカバンを収納できる棚を設けてあり、靴を脱いでからスムーズに荷物を置けるのでとっても便利！

玄関近くにある洗面スペースは、アイカのスタイリッシュカウンターを採用。木の質感を効かせた仕上がりで、やわらかさと清潔感を両立しています。木枠の鏡とタイルを組み合わせることで、さりげない可愛らしさもあり、朝の支度が楽しくなりそうですね。

さらに、洗面スペースのすぐ隣には、R型の入り口が素敵なファミリークローゼットが。収納力が高く、家族のお洋服以外にも季節のインテリアやスーツケースなどいろいろしまえて、お片付けが楽々です。

脱衣室には、家事の強い味方 乾燥機の「乾太くん」が設置されています。また、階段下のスペースを活用した造作棚には、お施主様こだわりのアクセントクロスが使われており、機能的なだけでなく、見た目の楽しさもある空間になっています。

LDKです。仕切りのないひとつながりの空間で、明るく開放感があります。
リビングに入った正面には、天井と壁に杉板が張られており、木の素材感が楽しめるようになっています。あえて壁全体を板張りにせず、一部は紙クロス ルナファーザーを使用。上部に棚を設け、美しい水平ラインを保ちつつ、抜け感を演出。見た目も暮らしやすさも、どちらも大切にした設計です。

窓の配置も考えられており、光を取り込むだけでなく、壁で適度に視線を遮ることで安心感も得られます。外からの視線が気になりにくい設計なのも嬉しいですね。

小上がりの畳コーナーもあり、ちょっと腰掛けたり、ゴロンと寝転んだりと、多用途に使えます。ウィンドウベンチともつながっており、ここからお庭が見えるように設計されています。しかも、ウィンドウベンチの窓を開けると、外に足を出せるつくりになっており、まるで縁側のよう！お昼寝や読書にもぴったりの場所ですね。

階段にも杉板が使われており、足触りや手触りの心地よさもあり、日常の中で木のぬくもりを随所に感じられるようになっています。

外に出てみましょう。ウッドデッキとお庭が広がって、なんとも気持ちがいいです！軒をしっかり出していることで、外にいながらもちょっと籠れるような過ごし方もできます。デッキは伸ばす部分と浅い部分に分かれており、自然を感じながらのんびり日向ぼっこをするのにちょうど◎。遊んだり、椅子を出してお茶を飲んだりと、お庭での時間が自然と増えそうです。

また、LDKとウッドデッキの床の高さを合わせることで、屋内と屋外の一体感が生まれ、実際の帖数以上に広く感じられのもポイントです。

キッチンは、タカラスタンダードのペニンシュラ型を採用。スタイリッシュなデザインで、使い勝手もピカイチ。キッチンに立つと、LDK全体と窓の外まで見渡せて、家族の気配を感じながら料理ができるレイアウトです。背面には大容量の収納棚があり、調理道具や食材のストックもたっぷり入ります。

2階に上がると、まず驚くのが明るさ。将来的にお隣に建物が建っても、光をしっかり取り込めるように設計されています。廊下にも余裕があり、ちょっとしたカウンターを置けるスペースも確保。ここにも家族のくつろげる場所がつくれますね。

主寝室はシンプルな空間。隣にはウォークインクローゼット兼納戸がついています。クローゼットの扉を引き込み戸にすることで、空間がスッキリ！普段は開けたまま、必要な時にだけ扉を閉めることができます。

こども部屋は、将来仕切られるように設計。成長に合わせてフレキシブルに使えます。北側にあるお部屋ですが、大きな窓を設けることで明るさを確保。窓際には造作のデスクがあり、勉強しながら外を眺められるような配置になっています。

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今回の「抜け感と木の温もりを感じる家」いかがだったでしょうか？
お庭とのつながりや光の取り込み方など、細部にまでこだわった、どこにいても居心地のよさを感じられるお家でした。

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