内と外が心地よくつながる和モダンの家

今回ご紹介するのは、「内と外が心地よくつながる和モダンの家」です。

まずは外観のご紹介です。敷地面積 58.59坪、延べ床面積 28.77坪。無垢の素材感を大切に、お庭とお家のどちらも主役になるようデザインしました。

外構は、3台駐車可能な駐車スペースはメインとサブで分け、砂利や石を使って自然な表情を演出。正面にラグウッドのルーバーフェンスを配置し、手前と奥で高さを変えることで、水平ラインが際立ち、奥行きを感じられ、空に視線が抜けるよう設計しました。

玄関ポーチの屋根は、低くすることで、ほどよい籠り感が生まれ、落ち着いた雰囲気に。あえて雨樋をなくすことで、スッキリとした印象に仕上げています。玄関前はスペースを広めにとることで、雨の日には水がしとしと…と流れる様子が楽しめるのも、この家ならではの魅力です。

続いては玄関です。玄関ポーチと同じモルタル仕上げにすることで繋がりを持ち、空間が広く感じられます。光を取り込む地窓もポイントで、土間に映る陰がなんとも素敵！さらに、玄関框に座ったときにお庭の景色が楽しめるよう配置にもこだわりました。

玄関収納はラワン合板を使用し、造作ならではのフィット感を実現。収納力を確保しつつ、木の温かみを感じられるデザインになっています。壁には紙クロス ルナファーザーを採用し、玄関から自然素材をふんだんに使った心地よい空間が広がります。

玄関を上がってすぐの場所には、帰宅後すぐに手が洗える人気の「ただいま手洗い」を設置。コンパクトながらも木枠や収納にこだわり、ホッと落ち着く空間になっています。

LDKは開放感と居心地のよさを大切にしました。特に階段下は、お庭を眺めながら座ってくつろげるお気に入りの場所。リビングスペースは、吹き抜けから明るい光が差し込み、高窓からは空が見えるので、明るく気持ちよく過ごせます。窓際のスペースは、ウィンドウベンチとしてもお使いいただけるように設置。居場所がたくさんあってワクワクします。

リビングとダイニングの間には造作家具を設置し、空間を程よく仕切っています。実は、この家具にはエアコンが収納されているんです。そのおかげで、室内がスッキリ。見た目の美しさと機能性を両立したこだわり設計です。

ダイニングの大きな掃き出し窓にはTW（樹脂アルミ複合サッシ）を採用。断熱性が高く、細い窓枠のおかげで視界が広がり、お庭の景色がより近くに感じます。

ダイニングからウッドデッキへ出てみましょう！ルーバーフェンスで囲まれたプライベートな空間。日向ぼっこをしたり心地よい風を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせます。デッキの先にはリビング窓があり、外からもウィンドウベンチに腰掛けることが可能です。鎖樋や水鉢がアクセントになり、四季折々の風景を楽しめます。

キッチンです。木の質感がLDKの雰囲気と調和する、ウッドワンのキッチンを採用。リビングダイニングにいる家族と会話を楽しんだり、お庭を眺めながらお料理できる配置となっています。背面には、同じデザインのカップボードと固定棚があり、統一感があって素敵です。

キッチンの隣はパントリーです。木の可動棚を備え、収納力抜群です。さらに、パントリーから脱衣室、玄関とつながる回遊動線で、毎日の暮らしがとっても快適！お買い物から帰ってきて、直接キッチンやパントリーに行けるのは嬉しいですね。

脱衣室は広めに確保し、ランドリースペースとしても活用可能です。アイアンの物干しバーやスロップシンクを備え、お洗濯がここで完結する、家事楽設計です。

2階をご紹介します。木の天井が印象的な、温もりはあふれる空間です。フリースペースにはカウンターと畳コーナーを設け、くつろいだり家族で趣味を楽しんだり多目的に使える場所にしました。お子様の成長に合わせて、将来的に個室としても活用することもできます。

納戸には、集中して作業したい時にぴったりのカウンターをご用意。読書や作業に疲れた時、外の景色を見て気分転換出来ます。

納戸と主寝室の間にはウォークスルークローゼットを採用。収納力をしっかり確保しながら、生活動線を考えた設計になっています。そしてここでも一工夫。納戸から主寝室、主寝室から納戸への目線が通り、窓の外の緑が見えるようになっており、内と外のつながりを意識しました。

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今回の「内と外が心地よくつながる和モダンの家」いかがだったでしょうか？
家と合わせて、お庭を設計することで、毎日の暮らしが心豊かになる素敵なお家でした。

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