
前回は「いい家って何?」という軸の話(詳細は下記リンクへ)をしていました。そして、いよいよ今回からは「家づくりで絶対損する方法ベスト5」の第5位「呪われる」についてお話します。 “損する行動”を並べることで、「これだけは避けたい」が見えやすくなり、いま自分が不安に引っぱられていないかも点検しやすいです。

ここで出る「呪い」はオカルトではなく、「こうしないとダメ」「これをやらないと終わる」みたいに、頭の中が固まっていく状態です。
家づくりは初めてのことだらけで、不安が生まれやすい。だからこそ、不安が強いほど強い言い切りに引っぱられて、自分を縛ったり相手を縛ったりしやすくなります。そのままいくと冷静さが飛んで、助言が入らなくなって、味方のはずの人まで敵に見えてしまうこともある。家づくりの空気が重たくなったりするのも、こういう流れの延長線上にあります。
情報収集そのものは大事だけど、不安が強いときに断定口調の情報を浴び続けると「これじゃないとダメ」が増えていきます。住む地域も条件も違うのに、強い言い切りだけが残ると、さらに身動きが取れなくなっていく。だから戻る場所として、前回の「いい家の軸」が出てきます。
・暮らしの変化に耐えられる(光熱費も加味しているか)
・安心していられる(地震や耐久性に強い構造と施工)
・居心地がいい(生活の質が高い=QOL)
・コスパの良さ(余分な費用をかけず、適正価格か)
この軸に立ち返って「いまの自分は縛られていない?」「相手を縛ってない?」と自問できると、我に返りやすい。さらに、プロの助言を受け取れる“耳の余白”を残しておくことが、呪いをほどいて判断を取り戻す鍵になります。

第5位は「呪われる」。不安が強いほど「こうしないとダメ」が増えて視野が狭くなり、判断も関係もこじれやすい。だからこそ、前回の軸に戻って自分の状態を点検すること、そして助言に耳を傾けられる余白を残すことが、失敗ルートを止めるポイントになっています。

2006年入社から家づくり一筋。資産活用の視点と注文住宅営業で300件以上の経験を活かし、不安や迷いに寄り添う“家づくりのパートナー”。性能や素材を総合的に考え、「どんな暮らしをしたいか」を一緒に描き、最適な提案を行う。VoicyやYouTubeでも発信中。