こんにちは!オーパススタイルの廣瀬です。
先日、東京を訪れた際にGA JAPAN「設計のプロセス」展に行ってきました。
GA JAPANという建築雑誌があるのですが、そこで毎年開催されているいるイベントです。
印象的だったのは、どの作品も最初から明確な答えがあるわけではなく、
条件や敷地、使われ方を何度も検討しながら少しずつ形が見えてくるという点でした。
設計とは「ひらめき」だけでなく、「問い続ける作業」なのだと、改めて感じさせられました。
中でも興味深かったのが、五月山動物園のリニューアルプロジェクト「DAYZOO」です。
ここでは、人と動物の距離をできるだけ近づけ、同じ空間を共有するような感覚を大切にした設計が行われています。
檻で区切るのではなく、視線や地形、素材の使い方によってゆるやかに領域を分けることで、
互いの存在を感じながら過ごせる空間がつくられていました。
この考え方は、住宅にも通じるものがあると感じました。
たとえば、室内と庭、玄関とリビング、家族と来客といった関係も、完全に分断するのではなく、ほどよくつながりを残した「境界のつくり方」によって、暮らしの豊かさは大きく変わります。
また、仕事・家事・くつろぎといった異なる行為が同じ空間に重なり合う今の住まいでは、「混ざり合いながら共存できる設計」がますます重要になってきています。

