こんにちは。オーパススタイルの寺内です。 家づくりを考えるとき、多くの方が「広いリビングがいいな」「平屋がいいな」と 理想を思い描かれると思います。 もちろん、その気持ちは大切です。ただ、間取りのことだけを考えていると、 どうしても“家の中だけ”で完結した暮らしになりがちです。 私たちはまず、敷地全体をどう活かすかを大切にしています。 駐車場やお庭の配置、建物のボリューム。 そのバランスが整うと、家は驚くほど心地よく感じられます。逆にそこが曖昧だと、 どんなに立派な家でも“なんとなく落ち着かない”空間になってしまうことがあります。 そして何より大切にしたいのが“庭とのつながり”。 外と内がゆるやかに続いている家は、住む人の心をやわらかくしてくれます。 その中でおすすめしたいのが「離れ」という考え方です。 一度外に出て向かう小さな空間は、実際の広さ以上に心を広くしてくれます。 屋根と壁が少しあるだけでも、そこはもう安心してくつろげる“外のリビング” 朝はコーヒーを、夜は少しお酒を。 雨の音や風の香りを感じながら過ごす時間は、非日常感を感じれます。 少し動線が長くなるかもしれません。でもその数歩が、暮らしに余白をつくることができます。 お子さんが庭で遊び、ご夫婦が離れでくつろぐ、そんな穏やかな時間が日常の中に生まれます。 離れのある暮らしは、広さを足すのではなく、心にゆとりを足す家づくりです。 そんな“敷地全体で豊かさを感じられる住まい”で暮らしてみたいと思いませんか。