皆さんこんにちは
渡邉です。
暑いんだが寒いんだがよくわからない気温ですが、
だいぶ秋を感じる日が多くなりましたね。
さてさて、
今日はとても珍しい物を目に致しました!
かなりマニアックです。
まずはオーパススタイルで採用している「緑の柱」ハウスガードですね。
一般的な木材と違い
大きなタンクに木材と薬剤を入れて、圧力かけて薬剤を浸透させる「加圧注入処理」という方法を使います。
薬剤を塗る方法ではなく、薬剤を木材の中までしっかり入れることができます。
加圧注入とは、木材を注薬缶と呼ばれる釜に入れ、高い圧力をかけながら、薬剤を木材内部に深く浸透させる方法で、保存処理方法の中では最も効果が高いとされています。
深部まで浸透するため、腐りやすい辺材部分(木材の外側の白っぽい部分)全体を保護し、腐れやシロアリの食害を防ぎます。
施工後に塗布する方法では、表面から2~3ミリまでしか浸透せず、割れ口からの腐朽に弱いのに対し、
加圧注入したものでは、表面から数センチまで浸透しているので、長期間の耐久性が期待できます。
と長期間に渡り効果が期待が出来ますので、
積極的に採用しています。
長年採用していると
木材の興味ではなくて
作っている「加圧注入機」にも興味が沸いてしまうもので、
縁があり、実際の加圧注入機しかも作成途中のものを見学させて頂く機会を得ました!
この写真ではわからないと思いますが、
加圧注入する為の物凄い長い筒です。
加圧する為に、一分の隙も歪みも許されないという
技術力を必要とするものでした!
家を作る要素の全ての工程に熱い技術者の想いが詰まっていると改めて認識した1日でした。