こんにちは、
オーパススタイルの島田です😊。
朝晩は暑さが和らぎ、秋の気配を感じられるようになってきましたね、
とは言っても、日中はまだまだ暑く、引き続きエアコンが欠かせません。
年々夏の最高気温は上がり続け。連日猛暑日💦。自分の子供の頃と比べ、明らかに温暖化が進んでいると感じます。
気象庁のホームページから40年前と今年の夏の外気温推移を比べてみました。
1985年、最低気温が快適室温を下回る日もあり、夏でも無冷房で肌寒く感じる時間があった事がわかります。
比べてみると、40年の間に全体に5度程気温が上がり、今では快適室温を上回る日がほとんど。
エアコンを付けなくては、快適に過ごす事が難しい夏になっているのが分かります。やっぱりそうですよね。
前置きが長くなりましたが、今回はエアコンの選定について、、
新築の家のエアコンを選ぶ時、カタログの畳数を目安に選んでいませんか?
電気屋さんに相談すると、お部屋の畳数よりも大きな畳数対応のエアコンをお勧めされる事もありますよね。
エアコンの各メーカーカタログに書かれている畳数は、「HASS 109-1965」という冷房負荷簡易計算方法をベースに示されています。
「HASS 109-1965」は、1965年に制定された指標で、当時の住宅「無断熱の住宅」を前提に設計されているものです。
つまり断熱性能が現在よりもずっと低い住宅を想定した冷房負荷なんです。
そのため、現代の断熱性能が向上した住宅にこの基準を適用すると、エアコンが実際には必要以上に大きな能力(オーバースペック)になってしまう可能性があります。
極端にオーバースペックなエアコンを設置してしまうと、頻繁にサーモオフを起こし、結露からカビの発生に繋がる事も。
エアコンは、冷房負荷簡易計算方法なら、現代的な基準「SHASE-S112-2009」(シェイズ)(SHASE112-2019よりも厳しい基準)、定常負荷計算、非定常負荷計算など、家に合わせて最大冷房負荷を計算しカタログの冷房能力を確認して選定できます。
弊社LDKのエアコンは10畳用や14畳用など実際の畳数よりも小さな畳数対応のエアコンで賄える事が多いです。
暖房能力については、冷房能力がクリアされていればほぼ賄えます。
エアコンは家に合わせて選定し、無駄なく快適に過ごしましょう。