こんにちは!
オーパススタイル藤田です。
今回も建築家さんの実例見学についてです。
早速ですが、竪穴式住居ってわかりますか?
社会の授業で聞いたことはあるかと思います。
縄文時代の建築様式で地面に穴を掘り支柱で草葺き屋根を支える構法です。
至ってシンプルな構造で小規模な住居です。
その竪穴式住居をモチーフにした住宅を見学しました。
外観からはわかりにくいのですが、小屋裏二階建ての住居です。
真ん中の塔屋から入る光はオープンな間取りの家全体に広がります。
また、空気の循環のために窓開閉も可能になっています。
2階建て住宅としてはかなり高さを抑えていますが、従来の竪穴式住居と比較すれば
大規模で、住宅街ではかなりの異彩を放っています。
現代の暮らしに合わせて、竪穴式住居という発想からここまで具現化する作業は
労力が必要でしょうが楽しかっただろうな、と感じました。