こんにちは!
オーパススタイル藤田です。
今回は電柱移動についてお話します。
『電柱』のことを『電信柱』や『電信棒』と呼ぶこともあるかと思います。
『電信棒』という呼び名は地域差によるものみたいですが、『電柱』と『電信柱』は
異なるものになります。
『電柱』は電力を送電すための柱、『電信柱』は電話線等電力以外のものを送るための柱になります。
ちなみに電力も電話線ものってる場合は『共用柱』と呼ばれています。
敷地前に電柱があり、建物計画上で邪魔になることがあると思います。
単純に電柱を撤去することは難しい場合が多く、他の場所に移動することとなります。
(電柱に付随する支線は撤去できることがあります。)
道路上での電柱移動は全額負担となり、移動先によっては承諾が必要になるため
ハードルは低いものではありません。
それでも電柱を移動したい場合、どこに連絡をするのか?
『電柱』と『電信柱』の違いは管理者の違いでもあります。
管理者に依頼をするのですが、その際は電柱に取りついているプレートに書かれている
電柱番号を伝えるとスムーズです。
ちなみに、『共用柱』の場合は中電エリアでは下のプレートが電柱管理者のプレートになります。
↑上がNTT、下が中電のプレートです
この場合は中電が電柱の管理者になります
電柱には街灯や防犯カメラが取りついていることもあります。
管理者は役所や自治会で、電柱移動のハードルは一段高くなります…