こんにちは、オーパススタイルの高垣です。
先日、香川県高松市にある栗林公園に行ってきた時のお話をしたいと思います!
栗林公園で印象に残ったのは、建築と自然が互いを引き立て合う空間構成の巧みさです。
単に美しい庭園というだけではなく、「どこから景色を切り取るか」を徹底的に計算した日本建築の思想が随所に感じられます。
また、軒の深い屋根や木造架構の繊細なリズムは、強い日差しを和らげながら、柔らかな陰影を生み出しています。
日本建築特有の「余白」や「間」の感覚が、庭園の静けさをより際立たせていました。
栗林公園では、建築が主張しすぎることはありません。
むしろ自然を際立たせるための“背景”として存在しています。
しかし、その控えめな佇まいこそが、日本建築の美意識なのだと改めて感じました。
庭園を歩きながら視点が変わるたびに景色も変化する「一歩一景」の体験は、ランドスケープと建築が一体となって成立する、日本空間文化の奥深さを教えてくれました。

